建造物保全技術資格制度について、制度概要、試験についてなどの情報はこちらからご確認ください。

制度制定の必要性

本協会は、「構造物は劣化するもの」「点検管理、適切な補修によって長持ちさせる もの」という考えを基本方針に「建造物保全(上級)技術者」「建造物監理士」という協会”資格”を創設し、建造物に携わる関係者に、より一層の技術の研鑽と啓蒙を図ろうと本制度を創設いたしました。

現在世の中には、構造物、保全技術関係の様々な資格が存在していますが、短時間の講習と机上試験のみにおいて資格を付与しているのが現状です。当協会における資格は、「日常的業務及び活動の事前審査」「講習会」「実地試験」にて判定します。

 また、資格取得後も研鑽をつまない者は資格の更新を行いません。よって、資格習得後においても日々の研鑽を技術者に要求します。こうすることにより、技術者のレベルの確保と信用を得ることを目的とします。

建造物保全技術資格制度の定義と格付け

1.建造物保全監理士
「建造物保全に求められるライフサイクル全般に関する知識と能力を有する技術者」
2.建造物保全上級技術者
「建造物保全に求められる診断に関する知識と能力を有する技術者」
3.建造物保全技術者
 「「建造物保全に求められる点検に関する知識と能力を有する技術者」

建造物保全監理士

  • ・「建造物保全技術者」並びに「建造物保全上級技術者」を指導する立場
  • ・「博士」または「技術士」を有する技術者
  • ・建造物のライフサイクルに関する、マネジメント、指導のできる高度の技術力を持った技術者

建造物保全上級技術者

  • ・「建造物保全技術者」の資格取得後、3年以上の実務経験を有する技術者
  • ・「コンクリート診断士」レベルの能力を有する技術者
  • ・建造物の妥当性、健全度等の診断・評価を行う能力を有する技術者

建造物保全技術者

  • ・実績重視で、建造物に関する点検・調査等の業務経験を7年以上有する技術者
  • ・建造物の維持管理において、点検・調査等を行う能力有する技術者
  • ・建造物の補修技術に関し専門的知識を有する技術者

資格試験の流れ

資格試験の流れ図

資格の更新(継続)について

  • 資格習得後においても技術者に日々研鑽を要求するため、資格の更新制度を設けます。
  • 資格習得後3年間有効とし、更新講習等を受講し理事の承認を得た者に更新を許可します。
  • 3年間の活動、実績等も考慮されます。

CPD単位制度

本協会が行う建造物保全技術資格制度における「建造物保全技術者」「建造物保全上級技術者」「建造物保全監理士」資格取得後の学習継続によって、業務遂行における専門知識及び技能の水準と資質の向上を図ることを目的として、その基準となるCPD単位を定めます。

■建造物保全技術者のCPD単位

  • 「建造物保全技術者は」資格取得後、有効期間が過ぎる前に、本協会が主催する講習会等に1回以上参加し、20単位/年以上のCPD単位を必要とします。また、「建造物保全上級技術者」は本協会が主催する講演会等に2回以上参加し、30単位/年以上のCPD単位を、「建造物保全監理士」は50単位/年以上のCPD単位を必要とします。
  • 「建造物保全技術者」が「建造物保全上級技術者」を受験するときは、本協会が主催する講習会等に2回以上参加し、30単位/年以上のCPD単位を必要とします。

『CPDガイドライン』PDFダウンロード(PDFファイルが開きます)

最近の建造物保全技術者の動向

平成28年10月末時点における資格者は全国22自治体に所在し、総数は127名。

■資格者名数(総数127名)

北海道地方 2名
東北地方 14名
関東地方 39名
中部地方 22名
近畿地方 34名
中国地方 4名
四国地方 1名
九州地方 11名

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